線形計画法のテキスト

福知山公立大学で自分の専門でもなんでもない線形計画法の授業をやることになってしまい,初年度は市販の教科書を指定してやったのですが,(指定した教科書そのものが悪いわけでは全くないが)どうもこの大学で授業をするにはしっくりこなかったため,2年目は自分で資料を作成しました.線形計画法は学部時代に勉強したことはあるものの,実際に授業をちゃんとやってみるとろくに理解していなかったということがわかり,改めてよい勉強になりました.そういうわけで,授業資料かつ自分の勉強ノートのような感じなのですが,他の方の役に立つこともあるかもしれないので公開してみます.ページ数を気にせず丁寧に書いた結果それなりに長いので,大学理工系初年次程度の数学の素養が十分にあって効率的に勉強したい方は市販の教科書を読んだ方が速いと思います.

なお,各章末で「余談」という名目で好き放題書いているのですが,元々あまり数学に強くない学生が多いこともあって大学数学の常識的な話を盛り込んでいたのが,徐々に歴史覚え書き的な内容も増えていったものです.出版物ではないので校正・校閲は十分にされておらず,事実誤認やミスがあるかもしれないので,もしお気付きのことがあればご連絡いただけると大変助かります.メールアドレスは以下の通りです.

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